御堂中学校の体験学習
2008年10月23日
10月21日から23日にかけてあきるの市の御堂中学校の生徒さんが体験学習にいらっしゃいました。女子4名 男子2名の生徒さんは非常に積極的で、いろいろな体験をなさっていきました。
プログラムは以下の通り
1日目:作業療法体験、施設見学、民謡クラブ体験
2日目:車椅子体験、視覚障害体験、福祉車両のリフト体験、園芸クラブ体験
ズボンの上から実際にオムツ着用体験、トロミ試食体験
3日目:学習会、ミキサー食試食体験、入浴体験
なかなか体験できないことを体験し、ストレートな意見が聞けました。
「片手、片足で車椅子操作をするのは難しかった」
「目が見えない状態で車椅子を押されるのは恐かった。」
「一つ一つの動作に声を掛ける大切さが分かった」
「リフトは楽しかった」
オムツ体験では、
「ちょー恥ずかしい」「ありえない」「絶対できない」
トロミ試食体験では
「まずい」「無理」「口の中に残る」「気持ち悪くなる」
ミキサー食試食体験では
「何を食べているか分からない」「トロミよりは食べれる」「粥ミキサーは食べれない」「コロッケは旨い」「見た目無理」
入浴体験では
生徒:「両方ちょー気持ち良い」「ストレッチャーの方が気持ち良い」
先生:(先生まで体験してくれたんです。驚きです。)
「ストレッチャーの方が気持ち良いですね」
「利用者さんがいつまでも入っていたい気持ちが分かります」
「貴重な体験ができました」
この3日間を通し利用者からは
「若い子がいっぱいきて楽しそうだね」
「私も同じ頃に戻りたい」
「元気をもらっておこう」
「又ぜひ来て欲しいね」
という声がありました。
若い、はつらつとした中学生たちが来てくれて、ホームの高齢者も本当に楽しそうでした。この体験を通して、高齢者とは何か、年をとるとはどういうことか、介護で大事なのはなにか、など考えていただければありがたいと思います。
学校、生徒、ご家族のご了解をいただけましたので写真を掲載します。




